イタリアの医学部の偏差値は？レベルは？世界ランキングや過去問を基に解説！

この記事では、IMATを使って入学できるイタリアの国公立大学医学部の世界ランキングやIMATでの合格点を解説していきます。
IMATを受けるけどどの大学に出願するのがいいか分からない人やイタリアの医学部のレベルを知りたい人の助けになれば幸いです。

IMATとは何かわからない人は、こちらの記事をご覧ください。

イタリアの医学部の偏差値は？

海外では偏差値という概念がポピュラーではないので、各大学の難易度を偏差値で表すことはできません。

日本の偏差値で言うなら、全統模試の偏差値で理科が65、英語が70ぐらいあれば知識と英語力という点では十分、イタリア医学部受験も戦えると思います。

IMATの詳しい試験範囲や日本の入試と比べてどうなのか、という記事もまとめる予定なのでもう少し待ってください。

ということで世界ランキングを見て、イタリアの医学部の大体のレベル感を掴んでいただけたらと思います。

イタリアの医学部のレベルは？

早速、IMATを使って入学できる全13校の医学部をランキング順に並べました。

US Newsランキングの発表する医学部の世界ランキングに基づいています。

　

	大学名
114	ミラノ大学
146	ローマサピエンツァ大学
205	ナポリ大学
211	パドヴァ大学
216	トリノ大学
264	ボローニャ大学
444	パヴィア大学
472	トルヴェガータ大学
492	ミラノビコッカ大学
512	バーリ大学
517	カンパニア大学
546	メッシーナ大学
570	パルマ大学

ボローニャとパヴィアの間に大きい差がありますね。

それでも上位の大学のランキングは、かなり高いと言えると思います。

続いて、参考に日本の大学の医学部のランキングも掲載します。

こちらも同年度のUS Newsランキングです。

75	東京大学
92	京都大学
182	大阪大学
205	慶應大学
240	東北大学
256	東京医科歯科大学
260	九州大学
296	名古屋大学
323	神戸大学

東大と京大はトップ100に入っていますが他は200番ほどと、印象より低めなのではないでしょうか。

日本の大学は留学生の数や国際連携の数が少なかったり、他の国よりも研究の予算が限られていたりするのでランキングとしては低くなってしまいがちということでした。

このランキングでは京大と阪大の間にミラノ大とローマサピエンツァ大が位置しています。

各サイトでランキングは全然違うのであくまでも一例です。

それでも大体のイタリアの大学のレベルの大体の位置付けがわかっていただけたでしょうか。

西欧なだけあって教育水準が高く、イタリアの大学のレベルは結構高いと言えます。

気になる方はQSランキングやTHEランキングなど色々あるので調べてみてください。

それでは、IMATの合格点はどうなのか

イタリアの大学の大体の位置付けがわかったところで、合格点の一覧を見ていきましょう。

この合格点一覧は、Medschool.itというサイトで確認できます。

世界ランキングと少し異なりますがこの合格点のランキングが、実際の受験生からの人気順を正確に反映していると言えます。

僕の肌感ではミラノ大学が一番人気でボローニャローマパヴィアが次に続く、という印象でした。

このように毎年定員や志望者数によって合格点とそのランキングは上下するので、出願校選びはすごく難しいです。

ランキング以外にも立地や大学病院の施設の充実度などが関わっているようです。

合格点は人気度で決まるので受験校を選ぶ際は、色々な面を加味して検討する必要があります。

まとめ

この記事を通じて、

• イタリアの医学部は、そこそこレベルが高い

• 上位の大学だと、京大と阪大の間くらい
• 世界ランキングと実際の人気度は異なる
• 出願には注意が必要

ということがわかって頂けたでしょうか。

各大学のカリキュラムや立地などの情報も随時まとめていきます。

気になる方はチェックしてみてください。